現代のライフスタイルに
合わなくなった
お漬物をリ・デザイン
漬物、漬物、漬物。
頭の中は漬物のアイデアでいっぱいだ。
ぼくが初めて自分で白菜漬を作ったのは、
2017年の冬。
農家から立派な白菜をいただき、
一番美味しい食べ方は
なんだろう?と考え、
白菜漬けを作ることにしました。
プラスチックの容器でバネ式プレスの
製品を買ったものの
大きくて冷蔵庫に入れられず、
ベランダに置いて二週間。
なかなか均等にプレスできず、
悪戦苦闘しましたが塩と昆布と唐辛子、
柚子で作った、
市販のお漬物とはまったく違う、
あっさりとした優しい味の白菜漬ができました。
時間をかけて作った白菜漬、
白いご飯に、赤だし。
日本人だけが共感できる、
質素な食事の愉しみを見つけたのと同時に、
いままで食べていたお漬物の「不自然な味」にも
気づいてしまいました。
それから漬物にどっぷりとハマり、
カブ、ごぼう、壬生菜、ミョウガ、千枚漬け、
そしてザワークラウトや、
インドのアチャールなど世界にフィールドを広げ、
「自然なお漬物」を自分の手で漬けてみることで、
古来の保存食を学ぶ生活が始まりました。
しかし、プラスチック容器は使い勝手も悪く、
自分の暮らしに馴染みませんでした。
もっと手軽に、もっと身近に漬物を愉しむには、
いまの生活に合わせた漬物容器が必要で、
自分でデザインするしかありませんでした。
現代のライフスタイルに溶け込む
まったく新しい漬物ポットPicklstoneは、
個人的な想いから生まれたプロダクトです。
自然な味わいのお漬物を、
あなたの食卓へ。